会社の口座を作る

登記完了につき、ようやく会社の口座をつくることができるようになります。
元々、10年以上取引のある地元の地銀でひとまず口座を調達してきました。


本来、取引銀行は慎重に決めるべきものですし、実際いろいろ思案したのですが、地方だとたいへん難しい...。

  • 地方ならば、地銀に口座がないと地元に対する評価面は低くなる
  • 都銀はネット経由なども含め全国規模で事業を展開する場合必要になってくるけど、地方の場合、窓口はおろかATMも極端に少ない
  • ネット専銀については、ネット系での取引には優位ながら、それは消費者対象でなければ大きな意味を持たない


そんなわけで、メインバンクとしては、やはり地銀を第一にしておくべき、という観点から、地銀で1つ作成したところ。


メガバンクについても近いうちにどうにか検討しないとなぁ...

登記が無事完了

2日の話...って、申請翌日ですよ、奥さん(何


ちょうど混み合ってなかったらしく、申請翌日にあたる2日に、法務局からお電話。
「登記手続き完了したおー。ただ補正が1点必要だから代表社印もっておいでおいでー」とのこと。


ということで、印鑑と大金(といっても1万円程度ですね)を持って法務局。
補正後、印鑑カードの申請、諸官庁や銀行等の手続きに必要な登記簿謄本(登記事項証明書)の取得を実施。

株式会社設立登記申請

先に作成していた書類を、実際に法務局に提出。


提出にあたって、15万円以上必要です。登録免許税として。
資本金は、今回は決して高い数字ではなかったこともあり、最低額の15万円が登録免許税です。


収入印紙で準備し、申請時に貼り付けて提出です。


実際には、提出後に法務局内で登記官の調査等を経て登記になるため、書面の不備や問題などがあれば、補正や、却下・取り下げなどに至る可能性があります。
逆に、却下、取り下げになるほどの問題がなければ、提出日が設立日になります。

設立申請書類を整える

振り込みが完了したら、実際に申請するための資料を作成。


基本的な考えた方は、定款にないことを補完すること。


たとえば、以下のような感じ。

  • 資本金がきちんと振り込まれていることを確認する証明書(前述の通帳のコピー)

ただし、証明とコピーした書類をホチキス止めして契印が必要

  • 本店所在地の住所が定款に詳細に記載されていない場合(たいていこのパターン)、本店所在地を決定する書類


今回は、取締役会非設置で取締役が1人の発起設立で、以下の書類を準備。

  • 株式会社設立登記申請書
  • 収入印紙貼り付け用紙(上記申請書とホチキス止めし、契印)
  • 定款
  • 発起人の同意書
  • 設立時取締役選任および本店所在地決議書
  • 設立時取締役の就任承諾書
  • 設立時取締役の印鑑証明書
  • 出資の払込を証する書面
  • 資本金の額の計上に関する設立時代表取締役の証明書


加えて、法務局のフォーマットに従って、以下も同時に用意。

  • CD-R(テキストファイルで、旧来のOCR用紙の内容を記載)
  • 印鑑届


会社名義で提出するものには会社の印鑑、それ以外には個人の印鑑を捺印。
といっても、登記申請書、印紙貼り付け用紙との契印、出資払い込み証明書面、資本金計上証明書くらいが会社の印鑑。


あ、準備できたからといって、すぐに提出というのは問題かも。
定款に記載した会計期間の開始の日より前だと、そこからすぐ数日で第1期が終了ということになりかねないので。


次は、実際の申請です。

資本金振り込み

定款認証が完了したので、資本金の振り込み。
振り込みといっても、麻雀ではありません!(ぉぃ


以下の手順で対応。

  • 個人用に新規口座を作成
  • 作成した口座宛に、振り込み人の名前が通帳に記帳されるように振り込みを実施
  • 通帳の表面、拍子を開いたページ、実際に振り込みを行ったページの3ページをコピー


通帳に振り込み人の名義が出ることが重要。これが登記申請時に使える資料になるので。

定款認証 - 公証人役場へ(2)

前日に事前確認していただき頂いた指摘事項を修正の上、

  • 原本1(公証人役場保管用)
  • 原本2(会社保管用)
  • 謄本(法務局提出用 - 設立登記申請時に添付する)

の3部を作成。


今回はA4で8枚なので、ホチキス止めの上、境目に契印(途中のページに対して、ページを開ききった状態で、2ページにまたがるように押印する)でも良かったんですが、
体裁や扱いやすさも考慮して、袋とじで作成してみたです。


事前に、4万円の収入印紙と、5万2千円の厳禁を準備。
内訳は以下の通り。

  • 4万円の収入印紙(公証人役場保管用の原本に貼り付ける)
  • 5万円(公証人の手数料)
  • 2千円(250*8ページ、謄本作成費用)


準備を行い、指定の時間に訪問し、特に問題なく完了...のはずが、
完全に見落としていた誤植を発見...
本文中ではないので修正しなくても良かったのですが、さすがに後から体裁が悪いので訂正。


そんなわけで、無事定款の認証が完了。

定款認証 - 公証人役場へ(1)

出張等もあってずいぶんと間が空いちゃいました。


設立予定日まであと1週間です。


そんなわけで、会社用の印鑑もできあがり、定款の下地も作成が済みました。
事前に法務局で確認してもらい、本日はいよいよ、公証役場です。

公証役場で定款の認証を受け、それに併せて資本金の振り込みを行い、設立予定日に法務局に手続きをすれば会社ができます。

ひとまず公証役場に電話して在/不在の確認をおこない、一度事前に内容をチェックするので来てくださいな、とのお言葉。
公証役場まで、例によって片道約30分ほどかけていってきたです。


いくつか指摘事項があって、修正案を書き込んでもらいました。
明日までに修正し、3部ほど作成して持ち込めば、必要な手数料を支払うことで認証を受けることができる見込み。


いよいよ本格的になってきました!